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執筆者の写真kazuki012758

幼稚園で珠算1級を合格させたい♪


幼稚園児で珠算1級合格させたい!!

沖縄県は『珠算王国』と呼ばれるほど珠算学習者が多く、受験者数や十段合格者数も日本一です。毎年、数十名の十段合格者も出ます。2か月に一度の検定試験で、毎回、十段合格者が出ます。

『暗算』では全国最年少十段合格者が小学1年生で記録を更新され、県内では2年生や3年生など低学年生でも合格しています。なんだ十段合格は簡単じゃないかと勘違いされがちです。しかし、十段の合格率は1%未満です。

普通は高学年、中学生、高校生でもなかなか合格できないものです。

そして私が冒頭で挙げた『幼稚園児で珠算1級合格』というのは『珠算』に注目してもらいたいと思います。段位の試験には、珠算と暗算があり珠算は6種目、暗算は3種目と種目数が違います。難易度は珠算が難しくなっています。以下参照

なぜ『珠算』の1級なのかというと、珠算1級は5種目、かけざんとわりざんの問題には小数点があり少数第三位未満四捨五入、整数位未満四捨五入の問題があります。見取算(たしひき)ではマイナスの計算があり、また伝票をめくりながら計算する伝票算があります。

ここでポイントなのが、幼稚園生で小数点や四捨五入はできないのではないか?と思いませんか?なぜなら、小学校の算数で、かけ算は小学2年生、わり算は小学3年生、小数点や四捨五入は4年生で習います。

一見、幼稚園生では理解できないと思いがちですが、そろばんで教えるにはコツがありまして、理屈で覚えさせるのではなく、私はリズムや感覚で覚えさせています。

すると小学校高学年の生徒より、すいすいと覚えてくれます。なぜかというと、高学年の生徒は、導入時点で難しいものだという概念が邪魔してしまい、理解しづらいのかもしれません。一方、幼稚園生は無邪気なので、小数点や四捨五入がどういうものなのかなんて気にせずに、覚えてくれます。

そろばんの指導もそうなのですが、算数が得意な生徒よりも、まっさらで足し算ができない生徒のほうが指導には障害?雑念?がなく指導しやすいという事があります。新しいものへ挑戦する場合、純粋な心で挑戦するほうが、新鮮に感じ習得しやすいのかもしれないと考えられます。

写真の生徒。幼稚園生でめざせ1級でしたが、合格できず。1年生で合格できるかなと思ったら、試験の時、字がきれいではなく減点され不合格。またコロナで試験が中止、延期となり2年生となり、6月の検定試験で珠算1級に合格することができました。暗算は六段合格です。兄弟2人は幼稚園生で1級合格。本人は悔しい顔で撮影となりました。兄弟それぞれ、

上達する速さもそれぞれですが頑張って練習しています。

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